物忘れから始まる脳機能の衰えを防ぐ「アラキドン酸」サプリメント


人の名前を思い出せない、物をどこに置いたか覚えていない、知っているはずの漢字を書けない、歌の歌詞を忘れてしまった・・・。
物忘れと一般的に言われる症状が40代から目立つようになる実態が明らかになってきました。

アラ?現象」は、記憶力など脳の機能が衰え始めたサインです。

あるアンケート結果によると、「人の名前が出てこない」「漢字が出てこない」「物をどこにしまったか忘れてしまう」・・・など、脳の衰えを実感する「アラ?現象」を一日一回以上経験することが四十代から目立ってくるそうです。

脳の衰えを実感する「アラ?体験」

1:人の名前が出てこない 78%
2:知っている漢字が書けない 48%
3:物をどこにしまったか忘れてしまう 42%
4:映画のタイトルが思い出せない 36%
5:集中力がなくなった 32%
6:昨日食べたものが思い出せない 18%
7:歌詞を忘れて歌えなくなる 15%
8:財布や携帯を捜すことがよくある 15%

脳の機能は、加齢と共に低下していきますが、特に衰えやすい部分は、記憶を司る「海馬」という部分です。
そのため、脳機能の衰えは、年齢を重ねることで増えてくる「物忘れ」という形で始まってくることが多いのです。
近年、認知症の早期発見・初期診断のために認知症専門の「物忘れ外来」を扱う病院が増えています。
当然ながら、脳力が衰えてから改善しようとするよりも、低下する前に機能向上を図る方が楽しい人生を送ることができるでしょう。
自分にはまだ早いと思わずに、今からでも対策を始めましょう。

脳機能の低下を防ぐ方法は?

脳トレ

それでは、脳機能が衰えるのを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?

脳は年を取るにつれて萎縮が進んでしまうため、脳の構造と働きを支える栄養素を積極的に摂取することが重要です。
脳を構成する60%は脂質です。その大部分はリン脂質といわれ、細胞膜を作っています。
そのリン脂質に含まれているのが、有名なDHA(ドコサヘキサエン酸)やアラキドン酸です。

DHAは鯵や鯖などの青魚に多く含まれ、脳の働きを助けます。
アラキドン酸は、脳の神経細胞の材料になり、脳機能の向上が期待されます。また、アラキドン酸によって、うつ状態の改善、脳の活動量増加につながる事もわかってきました。

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アラキドン酸とは?

アラキドン酸とは、必須脂肪酸の一種ですが体内で合成できません。
そのため、食事やサプリメントで摂取する必要があります。豊富に含まれている食材には、卵黄やウニ、内臓、肉の脂身があります。

体内では脳をはじめとして、肝臓、皮膚など様々な場所に存在しますが、加齢とともに減少していきます。
少量ですが母乳にも含まれており、脳を守る機能があることから乳幼児や高齢者には特に必要との研究報告もあります。

60〜70歳の男性20人に1日600ミリグラムを摂取してもらい、音の判別能力などから認知力や集中力の変化を調べた研究によると、摂取した人は能力が高く、”若返り”の効果が見られました。
さらにうつ症状を改善し、軽度の認知症患者の活動量を増加させる効果もありました。

アラキドン酸を摂取するには、バランスの取れた食事が一番ですが、認知症の症状が現れてきた高齢者や、物忘れが激しくなってきたと思い当たる方は、サプリメントなどで積極的に摂取するのも、もの忘れ防止のひとつの方法でしょう。