蜂の巣駆除の方法

ミツバチは植物の受粉を助けてくれる益虫なので、こちらから攻撃しなければ、襲ってくる危険性は低いです。 アシナガバチも毛虫などを食べてくれる益虫ですので、できれば共存したいものです。 しかしいざ、蜂の巣を駆除するとなると、やはり専門家に以来するのが安全です。

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蜂の巣駆除の専門業者

軒下だったり、地中であったりと巣がある場所によっても作業の難易度は変わります。
スズメバチやオオスズメバチの場合は、刺されると命に関わる危険があるので専門業者に任せましょう。
ダスキンは全国規模で展開している業者です。
また、地方では関東方面や仙台市、さいたま市、金沢市、広島市、長野県、熊本市、名古屋市、大阪、福岡などをはじめとして各地に処理を請け負う会社がありますので検索してみましょう。

役所に相談するという手段もありますが、自治体によって対応は分かれます。
スズメバチのような危険な蜂でも、無料で駆除してくれる役場もあれば、業者を紹介するだけで費用は自己負担という所もあります。

私の親戚の話では、スズメバチの巣を発見して、保健所に電話連絡したら、その場で無料で処理してくれたそうです。
春先で、女王蜂が巣を作っている最中なら、一匹だけなので、大きなゴミ袋や虫取り網ををかぶせて駆除することも可能です。
夏場を過ぎて、蜂が増えたら、自分で処理するのは危険です。
寒い時期であれば、スズメバチでも比較的大人しいので駆除しやすいと思います。

蜂の巣駆除に必要な道具

もし自分で処理するなら、準備するアイテムとして、殺虫剤、頭、顔、手足はもちろん身体全体を保護する必要があります。服装は必ず長袖長ズボン。肌が露出しているとそれだけ刺されやすくなります。

蜂の巣駆除にするべき服装

・なるべく白い物。ハチは黒い色に向かってくる性質があるためです。
・できればホームセンターで顔を覆う網が付いている麦わら帽子を購入。
・黒髪は危ないので、帽子などを着用

蜂の巣駆除で使用する殺虫剤

ホームセンターやドラッグストアで1000円前後で販売されている殺虫剤。
30秒〜45秒の噴射で無くなってしまうので2〜3本用意しておきましょう(ハチの巣が1個だけなら1本で十分だと思います)。

駆除手順

・蜂が活発に活動するな日中は避け、総長か夕方以降に行う
・ジェットタイプの駆除剤ならかなり遠くからでも巣に届くので、近づかないで行うこと・念のため必要以上に吹きかけること
・蜂が大人しくなったら(ポトポトと落ちる)一気に巣を取り除く
・生きているハチや幼虫等が残っている場合、巣を放置しておくと再び巣を作られるため、袋に入れ、ゴミとして処分する。

蜂の巣を駆除する時の注意点

一度始めたら途中で止めずに一気に駆除すること。もたもたしていると逆に襲ってくるので要注意。全部その場で殺さないと近くにまた巣を作られます。だからといって逃げる蜂を追いかけて反撃されないように。

蜂の巣を防除する時期

初夏の頃までの小さな巣のうちに除去するのが安全で確実です。

蜂に刺された場合の応急処置

・刺されたら大量の水でよく洗い、抗ヒスタミン軟こうを塗ります。
・ひどく腫れたり、じん麻しんや吐き気、息苦しいなどのアレルギー症状があったら、アナフィラキシーショックの恐れがあるので、すぐに病院に行き、医師の診察を受けてください。