とろろ昆布で便秘解消
とろろ昆布での便秘解消法が、雑誌やテレビで取り上げられています。
食べると胃の中でふくれて、少量でも食欲が満たされるため、小腹がすいた時に、おやつ代わりに食べることで摂取カロリーを減らすダイエット効果も見込めます。人気女優の釈由美子さんや女性歌手のhitomiさんがおやつに食べているという話もあります。
昆布には、もともとコレステロールや糖の吸収を抑える食物繊維が豊富に含まれていますが、通常の昆布よりも薄く削ったとろろ状のほうが、食物繊維が体内に取り込まれやすくなります。便秘がちの方に即効性の高い整腸作用効果のある健康食品です。
他の便秘対策と比較してみても、簡単に行えると思いますので、長く続けられるでしょう。がごめとろろ昆布の通販
がごめとろろ昆布とは、北海道道南産で粘りが強いがごめ昆布の上質な部分を削って作ったものです。
がごめとろろ昆布は化学調味料などの添加物を一切使用していませんから、安全です。安心して食べることができます。
とろろ昆布の効能と成分
主要な成分である食物繊維は、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える働きがあり、便秘の予防に効果があります。また、食物繊維の中に含まれるアルギン酸は、体内からコレステロールや有害物質を排出し、動脈硬化、高血圧、ガンや糖尿病の予防・改善といった効果もあります。
マグネシウムは、体内の約300もの酵素の働きを助ける重要な必須ミネラルです。
筋肉の働きを正常に保ち、心臓疾患を予防する働きがあります。マグネシウムは、ストレスで失われやすいため、現代人に特に不足しがちですので積極的に補給しましょう。
昆布には、女性の5人に1人に症状があると言われている貧血症を改善する鉄分が多く含まれ、牛乳の約40倍も含まれています。鉄分は体内に吸収されにくいので、意識的に取ることが重要です。
また、ほとんどの日本人が毎日の必要摂取量を満たせていないカルシウムを豊富に含んでいます。カルシウムには、骨を丈夫にする働きや、ホルモンバランスを整える役割、ストレスを軽減する効果があります。サプリメントで補給するのもいいですが、できれば自然食品から取りたいものです。
昆布の成分には他にも、肉中心の食生活で、酸性に傾きがちな血液環境をアルカリ性に戻す役割や、代謝を活発にして内臓脂肪や皮下脂肪が蓄積するのを抑える効果もあります。最近では、花粉症にも効果があることがわかってきています。
さらに、とろろ昆布に中性脂肪の上昇を抑える効果が発見されたとのニュースがasahi.comのサイトで報道されました。薄く加工する際に昆布の細胞が細かく切断されるために、中性脂肪値の上昇を抑えるとされる水溶性食物繊維が体内に吸収されやすい状態になるためだそうです。
こんぶに含まれるヨウ素の過剰摂取に注意
こんぶには、ヨウ素というミネラル成分が多く含まれています。
ヨウ素は人間の成長に欠かせない栄養素で、甲状腺ホルモンの原料となり、タンパク質や脂質、糖質の代謝を促すので、成長期の子どもの発育にじゅうようです。
成人でも基礎代謝を高めて、余分な脂肪を燃焼させるので、不足すると太りやすくなったり疲労感が強くなったり、甲状腺肥大などが起こります。
ただし、ダイエットに役立つからと大量に取るのは危険です。ヨウ素は、欠乏しても、また過剰に摂取しても甲状腺機能を低下させるからです。
ヨウ素の1日の摂取基準
成人 150μg 上限 3,000μg
ヨウ素を多く含む食品
食品 1食分 ヨウ素含有量
昆布 4cm角1g 1590μg
乾燥わかめ 5g 380μg
焼き海苔 1枚・3g 180μg
サバ 1切れ 200μg
イワシ 1尾 260μg
*「栄養キーワード事典」より
日本では古くから海産物を多く食べてきたために、ヨウ素不足の心配はありませんでした。
普段、料理に使うこんぶ出汁の程度では過剰摂取になる事はありません。
でも、ヨウ素は、欠乏しても、また過剰に摂取しても甲状腺機能を低下させるので、特に妊婦や赤ちゃんの場合は、注意してください。